名も無きブログ

人生にタイトルを付けるとしたら・・・

微笑もて正義を為せ・・・

家に太宰治著『パンドラの匣』があった。

大学の時か、高校の時に買ったのだろう。覚えていない。

パンドラの匣』には『正義と微笑』も収録されている。

ページをめくってみたら、最初の章に次の言葉があった。

微笑もて正義を為せ

私には全く似合わない言葉かもしれない。

人前では作っていることもあるが、普段笑ってない。

笑ってることもあるが、人生が笑えない。

正義。

意識しているつもりではある。

ただ、正義を否定されてしまうことも何度かあった。

曲げるつもりはないが・・・

笑顔が正義であることは理解できる。

でも笑う自信がない。

笑えと言われるが、笑えない。

そういう意味では自分自身が正義ではないのだろう。

会社員時代・・・というか昔から自分には生きる力がないと思っていた。

みんな生きていて素晴らしいなと思っていた。

人と疎遠だったのかもしれない。

確かに昔から人とは疎遠だった。人付き合いは良くない。

そもそも人を信用していない。

信用しているように見せているだけだ。

誰かと行動をする、一番苦手なことだ。

何でこんな人間になったんだろう?

それが自己嫌悪の原因だろう。小学生の頃からそうだ。

心の弱い人間だな・・・