農薬
昨日も申しましたが、前職は農業資材を扱っている会社に勤めていました。
主力商品は農薬だったのですが、農薬と聞くと危険とか怖いと思われる方も少なく無いと思います。
農薬製造、販売業者は恐らく「塩より安全」とか言うと思います。
販売者や使用者の中にはあまり気にしていない方もいると思いますが、体に良いものではないです。
使用する時はゴーグルやマスクなどを着用しましょう。
人間にとって決して良いものではない。作物や農家さんにとっては・・・
農薬では作物は育たない。しかし病害虫、雑草等の被害を抑えることはできる。100%ではありませんが・・・
農薬のラベルには農林水産省の登録番号や成分、対象作物、適用病害虫や雑草、適用倍率、適用水量、回数制限、散布方法、有効期限、成分によっては毒物劇物などが書いてあります。
また字が細かいですが、ミツバチや隣接作物等の注意事項が書かれています。全てではないです。
ラベルに書かれていない使い方をしてはいけません。
同じ成分でも商品名が違っていたり、含有量が違うこともあります。
また同じ商品名っぽくても剤型で登録が異なることもあります。例えばスミチオン乳剤とスミチオン水和剤40では全くと言っていいほど登録が異なります。
農薬は粒剤、粉剤(作物の上から吹き下ろす)を除いて基本的には水に薄めて使います。
農薬や対象作物の種類によって規定されていますが、500倍〜3000倍、中には10000倍に薄めて使う農薬もあります。
例えば500倍なら水100Lあたり農薬200ml(g)を混ぜる。
水100Lとは10a=反当たりに散布する量です。(この限りではない)
Windowsで農薬検索ができるアプリがあります。
一時期うまくインストールできなかったけど、改善されたようです。
また気が向いたら続きを書こうと思います。