名も無きブログ

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棋王戦5番勝負第3局

先週の日曜日は朝からニコ生で棋王戦、渡辺明棋王佐藤天彦八段の対局を観戦していました。

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両者一勝一敗で迎えた第三戦。先手が佐藤天彦挑戦者(通称貴族)で後手が渡辺明棋王(通称魔太郎)です。
対局は先手が居飛車穴熊、後手が振り飛車ゴキゲン中飛車)穴熊。要するに相穴熊戦となりました。
結果は渡辺棋王の勝利で防衛に王手をかけましたが、天彦八段の終盤での粘りも見事な将棋でした。

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少し将棋の用語解説ですが、
先手(下)の陣形は居飛車ですが、飛車が初期位置の2筋(左から2番目)で戦う戦型です。
後手(上)の陣形はは振り飛車で、飛車を横に移動して、王様を飛車がいた位置に移動させる戦型です。
通常、王様(玉将)は攻めの中心になる飛車とは反対側にお城(穴熊など)を作って守備をします。
穴熊は王様の周りを自駒で埋め尽くしたお城(囲い)です。

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堅いは正義と解説の方も何度か言ってましたが、さらにもう一枚銀がくっついていたり、持ち駒の金銀で補強したりと崩れないのが特徴です。
簡単には崩されないので、多少の駒損をしても攻めが続けば有利になりやすいです。
まぁお城を作るのに手数がかかるので簡単にはいきませんが…
今回はお互いが穴熊に組んで堅さ勝負という感じでした。
ざっくり言うと前半は後手の渡辺棋王の穴熊が弱点のある形を乱してた穴熊でしたが、途中から渡辺棋王が弱点を活かすことに成功し、優勢になりました。
しかし、天彦八段も相当な粘りで、全く緩くない将棋でした。
天彦八段と言えば投了前にリップを塗るので有名!?ですが、投了の瞬間を見てませんでした。リップ塗った?
 
ちょっとマニアックな話で申し訳ございません。